| 今回は、学校が終了した後の学童保育の授業参観。
フランスでは、お母さんも仕事をしているケースが多く、そんな家庭の子供達を、4時半に学校が終わった後、同じ校内で6時〜6時半まで預かってくれるシステムがあります。学校によってプログラムは異なりますが、宿題を教えてもらえるコース(エチュード)、ローラースケート、チェス、フェンシング、水泳、サッカー、柔道、タップダンス、演劇、コンピューター、デッサンなどなど盛りだくさん!
入学式に申込みをしますが、人気のコースはくじ引きが登場するくらい。
8歳〜9歳の演劇といえば、童話系?と思いきや、子供達の脚本・演出による、三部に構成された創作劇!
風景などの舞台装置は何もなくテーブルセッテイングのみ、衣装もワンポイントと質素。でも、演技で勝負!
一部は、ある貴族の夕食会。ぺリエにフランボワーズシロップを加え、シャンパンのロゼに見立てるあたりは(飲むシーンも美味しくいただける!)手が込んでいます。
さて、紳士、淑女のデイナーの始まりです!大人の世界を見事に再現する立ち居振る舞い、物怖じもせず完全に役になりきって演技をする姿・・・8才とは思えない!驚きの連続です。普段パパ・ママがお友達を家に招待する時の様子をじっくり観察しているのでしょう。ちょっとドッキリさせられます。更に、まるでコメデイ・フランセーズで演劇をみているかのような、ユーモアとシニカルなエスプリに溢れた台詞!!
二部は、夢を語り合う若者達。その熱意のこもった演技は、本当に20歳の女性が語っているように見えてきました!
三部は、薬局にやってくる様々なお客様の人間模様。一部の紳士淑女、二部の若者など様々な人々が薬剤師へ難題を投げかけます。
白衣を着た厳格そうな薬剤師へ、‘ビーフステーキを下さい。’と真面目に聞く淑女。それに、また大真面目に‘ウエルダンですか、血液付ですか。’と応える薬剤師。会場は大爆笑の渦(!?)ですが、あまりのフランス的なブラック(グロテスク)ユーモアに、私の笑いは引きつってしまいました・・・
子供達は大人が思っている以上に大人をよく見ているのだと実感させられました。小さいながら、フランスのシネマ&コメデイのエスプリを見事に演じた子供達へブラボ〜!
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